2018.10.20

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東京商工リサーチ TSR情報に弊社の取り組みが掲載されました。

「全ては安全のために」を理念としてエレベーターの保守・管理を手掛けるエレドック沖縄(東恩納靖社長) は、今年4月、20周年を迎える。
「お客様が日常のなかで利用するエレベーターが “あたりまえに動く” ために、24時間随時対応できる組織体制のなか、社員が最高のパフォーマンスを届けるためには社員の心身の健康が必要不可欠」と考え、平成28年5月24日、沖縄労働局の「ひやみかち健康経営宣言」に登録。事務所に、血圧計や体重計を設置。朝礼時 のラジオ体操、スポーツ大会の開催、トレーニングマシンの設置、社員全員の健康診断の継続など、活動目標の経緯もあって同年10月12日、沖縄労働局長より「貴事業者は労使協力して労働安全衛生活動を活発に推進、安全衛生水準が優秀で、その取組が他の模範となる」として奨励賞の表彰を受けている。
一人で行う作業は、点呼確認として、①作業開始 → ②点検項目 → ③作業終了までをメールにて共有の連絡先へ送る。「この作業が密室で、高低のある現場での安全確認に欠かせない」と、安全対策の一部を紹介する。
また、国が健康経営を推奨しているなか、29年3月15日には沖縄県知事より「優れた人材育成の取組により働きがいのある職場環境づくりを行っている・・」として認証書も受賞。
「社員22名の内、昇降機検査員9名を含む技術者は17名で、24時間ローテーション制を用いている。仕事の合間を見て健康づくりを行う習慣にと、サイクルバイク、ランニングマシン、筋トレマシンを事務所内に配置 している。
東恩納社長は、「社員の健康管理とコミュニケーション力を上げるために月1回、3班に分けてゴルフ(ショー トコース)を行っています。休日だと家庭やプライベートの用事もあるので、平日、早めに切り上げ、プレー 後、懇親会も行っています。勤務時間なので全員参加しています」と言う。
下地勇輔係長は、「ゴルフなどレクレーションを定期的に行っていることから、上下関係の距離が近くなり、 意見交換も多く出来ています。その相乗効果で安全対策なども図れ、自身のケガ・事故防止など自己を管理する責任感も生まれています」と、安全意識の高い社風を窺わせている。
那覇市内を中心に約800基のエレベーターを管理、ドクターの犬がキャラクターの同社、戌年に20周年を迎 える幸運も、実績の賜物である。

平成30年1月6日 東京商工リサーチ TSR情報 掲載記事

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